体の毒化は万病の元
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体の毒化は万病の元

食の安心安全と毒化について考える

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膨大な化学物質に囲まれた今の私たちの生活

人類が今日まで作り出した化学物質の総数はなんと7100万種にのぼっています。

(これは1965年より始められた米国化学会による化学物質の登録件数データから導き出されたものです)

このうち20世紀の末までに商品化された化学物質はおよそ10万種。20世紀が化学物質と金属の世紀と呼ばれたことを証する数字の一つです。

そして21世紀に入りさらに加速化しています。現在その数は14万種にまで増えています。その化学物質の総重量は約4億トンにもなります。昭和初期の頃と比較すると現在は当時のおよそ100倍もの化学物質に囲まれて今私たちは暮らしています。

化学物質は拡散する(グラスホッパー効果)

化学物質の汚染源は先進国にあります。

本来なら汚染の発生源から遠く離れている北極付近は汚染がない清らかな世界のはずです。

しかし現実は高緯度地帯である北極地域に有害化学物質の濃度の非常に高い場所が形成されています。

今日グリーンランドやフェロー諸島に住む人々の汚染は深刻な状況にあります。

このような現象はバッタがピョンピョン跳ねるさまにたとえてバッタ効果(グラスホッパー効果)と呼ばれています。

すなわち化学物質が揮発して上空にのぼり北極の冷気で冷やされて地上に落ちてくる様子がバッタが飛び跳ねる姿に似ていることからそう呼ばれているのです。

そして地球の温暖化が進めば進むほど揮発する量が増えてゆくのでますますグラスホッパー効果が高まり汚染が一層深刻化するといわれています。

汚染されていない人はいない

血液中及びへその緒に含まれる化学物質の調査

近年、世界の各国で調査が行われています。

<例> アメリカ環境ワーキンググループ(EWG)の指摘

「2004年9月生まれの新生児のへその緒の中に化学物質287種を検出」その中にはなんと

・発ガン性が指摘される物質         ― 180種

・脳、神経に悪影響を与える可能性がある物質 ― 217種

が含まれていたと警告しています。

加工食品は添加物の宝庫

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癌(ガン)という字は品を山ほど食べると病(ガン)になるという意味です。

この場合の品とは商品と読みとるべきです。商品とは現代では加工食品を意味しています。

すなわち添加物の多い加工食品を毎日主体にしていると行き着く先はガンになりますよという意味が秘められているのがガンという字ではないでしょうか。

日々口にする添加物の数

一般的には1日平均10g、1年で約4kgといわれています。たしかにこの量の多さは問題です。一生50年としても200kgドラム缶一杯分なのですから。

しかし問題とすべきは複合汚染という視点から見ると摂取する添加物の数と種類に着目する必要があります。コンビニ、スーパーの惣菜コーナーに代表される調理済み食品はまさに添加物の宝庫であると指摘されています。

― なにを食べたらいいの 安部司氏より ―

例1. ミックスサンドイッチ

パンにはふっくら、しっとりさせるためのイーストフードや乳化剤など10から20種類、ハムには増量剤、結着剤、着色料など20~30種類、卵には 着色料、調味料、乳化剤、pH調整剤など10~20種類が含まれています。重複もありますが、それぞれの具材を合わせると80~100種類の添加物が使用 されています」

例2. おにぎり

「おかかや昆布といった具材に10~20種類は使われていますし、白米にも10~15種類入っています」(合計すると20~30種類の添加物が入っています)

例3. お弁当は添加物だらけ

「幕の内弁当について考えてみましょう。一つの例ですがほうれん草のおひたしに20種類入っていて、卵に25種類入っているとします。全部でおかずが10品として一つのおかずに添加物が20種類入っていたとするとのべ200種類になります。

複合汚染の時代

現在では、単独で強烈な毒性をもつ添加物は激減しています。しかしながら、それで安心な状況になったと考えるのは早計です。

単独で強烈な毒性を発揮する化学合成物質が次々と禁止されるにつれて、その代替品として いわゆる低毒性と称される、実に多種多様な添加物・化学合成物質が氾濫する時代を迎えてしまったというのが現在の状況なのです。(化学農薬の世界でも同じことが起きています。)

化学合成物質の氾濫は、「複合汚染(併用重量性)」の多発する「まことに危険な時代」を迎えていることを意味します。

「微量だから安心」「低毒性だから安全」「国が検査しているから大丈夫」という認識をもっておられる方々も多いのですが、有識者の方々の指摘にも耳を傾けて、肉体毒化の現状を正しく知るべきでありましょう。

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